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こんなときは対面診療を

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オンライン診療はどんな人に向いている?
こんなときは対面診療を

更新日:2021年7月16日

1997年、離島やへき地の医療に対応するために情報通信機器を使った診療が始まりました。現在は、オンライン診療として普及し、新型コロナウイルスの感染拡大を機に導入する医療機関が増えています。しかし、利用にあたっては患者さんが知っておくべきことも多くあります。どんな人に向いているのか、どんなケースでは対面診療が必要なのかを紹介します。

オンライン診療や服薬指導も可能に

医師による診療は患者さんとの対面が基本です。そのなかで、通院の負担が大きい地域で生活をしている患者さんの診療を補うことを目的に「遠隔診療」が開始されました。

その後、情報通信機器の技術が進み、2018年度からは一定の要件を満たした場合、医師とリアルアイムにつながる診療が「オンライン診療」として認められるようになりました。2020年9月からは、オンライン診療や訪問診療の処方せんに対するオンラインの服薬指導も可能になっています。

オンライン診療の最大のメリットは、場所を選ばない点です。たとえば、高齢で家族や介護者等の付き添いなしで通院が困難となった患者さんでも、情報通信機器が整備されていれば、自宅にいながらにしてかかりつけの医師の診療を受けることができます。患者さん自身が情報通信機器を使いこなせなくても、家族や訪問介護員などのサポートを受ければ可能で、送迎などが不要になれば、家族にとっても大きな負担軽減となります。

コロナ禍のオンライン診療緩和

オンライン診療の場合でも初診は、対面診療を原則としています。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴い、オンライン診療のニーズが急速に高まりました。患者さん自身の感染予防および医師や看護師の院内感染防止などの観点から、時限的・特例的対応として、オンライン診療の要件が緩和されました。
これにより、条件付きで初診からオンライン診療が可能となり、現在も措置は延長されています。

また、2021年秋を目途にオンライン診療の指針が改定される見通しで、早ければ2022年度から患者さんの状態をカルテなどによって把握できる場合に限り、初診からのオンライン診療が正式に認められる予定です。

オンライン診療を上手に活用するには

初診からオンライン診療が受けられるようになれば、患者さんの利便性はさらに向上します。気になる症状があっても仕事などを理由に受診に至らない人や育児や介護で思うように外出ができない人など、頻繁な通院が難しい人にとっては、治療が継続しやすくなるでしょう。

しかし、オンライン診療は対面診療に比べて医師が得られる情報が少ない点がデメリットです。そのため、患者さんの状態によってはオンライン診療で対応ができないこともあります。その場合は対面診療に切り替えて、病状が落ち着いたらオンライン診療と併用して治療を継続しましょう。

コロナ禍でオンライン診療に対応する医療機関が増えたとはいえ、全体でみればまだ少ないのが現状です。オンライン診療を希望する人は、地域の医療機関がオンライン診療に対応しているかどうかを調べたうえで、医療機関に問い合わせをしましょう。

オンライン診療が可能な医療機関の検索は こちら

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参考資料
厚生労働省:オンライン診療に関するホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/rinsyo/index_00010.html
厚生労働省:オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19106.html

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2019年8月22日
りょう さん

 今回のかんたん健康レッスンvol84「その痛み、気象病かもしれません」は大変示唆に富んだ提言だと思います。来年のオリ・パラは、今からでも遅くない、秋に開催すべきであると、切に思いました。

2019年8月2日
ブラック さん

睡眠時無呼吸症候群って最近TVでも話題にされる疾患ですね。身近な人もこの疾患で治療していたこと聞きました。自分ではなかなか気づかない怖い病気ですね。

2018年12月1日
りょう さん

「かんたん健康レッスン」は、いつも参考にさせていただいております。vol.75「子どもの体力は下「がっているの?」のなかで、「疲労からの回復力」や「柔軟性」が、体力として広くとらえられていることに共感いたしました。体力の低下と言えば、すぐ「鍛えなければ」との思いがわきがちですが、野外での遊びの中から愉しく身につけていくものであることが、よくわかりました。



2018年2月26日
りょう さん

かんたん健康レッスンvoL.68「腸内温度に気をつけよう」は、普段の生活の中ではともすると見逃してしまう視点であり、私の生活習慣を見直すひとつの契機になりました。ありがとうございました。今後とも、このような新しい知見をわかりやすく教えてください。



2017年3月26日
りょう さん

 森田正馬は、自己の体験をもとに、神経症を精神の病でなく自己理解の誤りから生じていると喝破した。たとえば書痙は、文字を書こうとすると手が震えたり強直して書けなくなることで、神経症の一つとされているが、結婚式等の列席者名簿に改めて名前を書こうとするとき、緊張してうまく書けない経験は多かれ少なかれ誰しもあるだろう。普通はその違和感を忘れてしまうのだが、完璧を目指す神経質者はそれに拘り、あってはならないこと、なくそうなくそうとして返ってその違和感が固着する。もともと病ではないのだから、軽症の場合は、森田療法関連の本を読むだけで解決するケースも多く、私もその一人です。

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