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お役立ち医療コラム

全身の健康に影響する口の中の健康管理
新型コロナ予防で注目される口のケアの重要性

更新日:2021年5月14日

新型コロナウイルスの感染予防対策で注目を集めている口の健康。虫歯や歯周病が進むと、感染症にかかるリスクが高まるといわれています。口を清潔に保つことが、なぜ感染症リスクの軽減につながるのでしょうか。口の健康管理のポイントを紹介します。

口の健康のキーワード“粘膜免疫”とは?

感染症などの病気を防ぐためには、身体にとってよくない働きをする細菌やウイルスの侵入を防ぐこと、体内に侵入しようとする細菌やウイルスを防御する力(=免疫力)を上げることが大切です。

口の健康はこの免疫力の維持、向上に影響するといわれています。そのカギとなるのがIgAという抗体。これは“粘膜免疫”とも呼ばれ、唾液にも多く含まれています。

このIgAが細菌やウイルスの侵入を防ぐ重要な役割を果たしているのですが、口の中が汚れていると、この免疫力が十分に発揮できなくなってしまいます。

特に舌の表面に白い苔のようなものが広がっている人は要注意。これは舌苔(ぜったい)と呼ばれ、食べかすや細菌の塊などです。この細菌の塊がある人は、免疫力が低下しやすい口内環境になっています。

歯周病と免疫力低下の悪循環を防ぐには

新型コロナウイルス感染症は、持病がある人で重症化しやすいといわれています。歯周病があると糖尿病の血糖コントロールが悪くなることがわかっており、一般的に血糖コントロールが悪い人は感染症が重症化しやすいといわれています。

また、口の中のケアが肺炎の重症化予防にも役立つといわれています。特に高齢の人は誤嚥による肺炎のリスクも高くなります。口の健康管理を意識的に行うことで、感染症による肺炎、誤嚥による肺炎を予防しましょう。

新型コロナウイルスの感染予防のために外出を自粛し、歯科受診をためらう人もいるでしょう。しかし、これまでも定期的に虫歯や歯周病で治療を受けている人、生活習慣病などの持病がある人は、受診を控えることで全身状態が悪化する可能性もあります。

定期的な歯科健診も口の健康悪化の予防には欠かせません。受診に不安がある人は、かかりつけの歯科医に相談しましょう。

口の健康を保って感染リスクを下げる

歯磨きの基本は1本ずつ丁寧に歯を磨くこと。特に高齢で入れ歯を使っている人の場合、細菌が付着して歯ぐきに炎症が起きたり、歯周病になったりします。入れ歯も外してしっかりと洗いましょう。入れ歯が合わないと歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなってしまいます。

コロナ禍で人との接触機会が減ることで、歯磨きがおろそかになりがちな人もいます。また、ストレスで口が乾きやすくなったり、会話が減って口を動かさなくなると唾液が出にくくなったりします。口の渇きは別の病気の可能性もあるため、「最近、口の渇きが気になる……」という人、入れ歯が合わないなどのトラブルを感じている人も、早めに歯科を受診しましょう。
》ケース別「口の健康」についてもっと知りたい人はこちら

参考資料
日本歯科医師会:歯周病と糖尿病の関係
https://www.jda.or.jp/park/relation/periodontaldisease-diabetes_02.html
日本糖尿病協会:今、糖尿病とともに生きる人へ
新型コロナウイルス感染症に負けない毎日を過ごすために
https://www.nittokyo.or.jp/modules/patient/index.php?content_id=90
東京医科歯科大学:東京医科歯科大学の新型コロナウイルス感染症対策
https://www.tmd.ac.jp/medhospital/covid-19/prevention/210119_oralcare.html
e-ヘルスネット(厚生労働省):口腔機能の健康への影響
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-08-001.html

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2019年8月22日
りょう さん

 今回のかんたん健康レッスンvol84「その痛み、気象病かもしれません」は大変示唆に富んだ提言だと思います。来年のオリ・パラは、今からでも遅くない、秋に開催すべきであると、切に思いました。

2019年8月2日
ブラック さん

睡眠時無呼吸症候群って最近TVでも話題にされる疾患ですね。身近な人もこの疾患で治療していたこと聞きました。自分ではなかなか気づかない怖い病気ですね。

2018年12月1日
りょう さん

「かんたん健康レッスン」は、いつも参考にさせていただいております。vol.75「子どもの体力は下「がっているの?」のなかで、「疲労からの回復力」や「柔軟性」が、体力として広くとらえられていることに共感いたしました。体力の低下と言えば、すぐ「鍛えなければ」との思いがわきがちですが、野外での遊びの中から愉しく身につけていくものであることが、よくわかりました。



2018年2月26日
りょう さん

かんたん健康レッスンvoL.68「腸内温度に気をつけよう」は、普段の生活の中ではともすると見逃してしまう視点であり、私の生活習慣を見直すひとつの契機になりました。ありがとうございました。今後とも、このような新しい知見をわかりやすく教えてください。



2017年3月26日
りょう さん

 森田正馬は、自己の体験をもとに、神経症を精神の病でなく自己理解の誤りから生じていると喝破した。たとえば書痙は、文字を書こうとすると手が震えたり強直して書けなくなることで、神経症の一つとされているが、結婚式等の列席者名簿に改めて名前を書こうとするとき、緊張してうまく書けない経験は多かれ少なかれ誰しもあるだろう。普通はその違和感を忘れてしまうのだが、完璧を目指す神経質者はそれに拘り、あってはならないこと、なくそうなくそうとして返ってその違和感が固着する。もともと病ではないのだから、軽症の場合は、森田療法関連の本を読むだけで解決するケースも多く、私もその一人です。

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