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人形町 お江戸小粋な人情ガイド
保護猫カフェ「たまゆら」

更新日:2019年7月22日


東京・日本橋の近く、老舗の飲食店が立ち並ぶ人形町の一角に、保護猫カフェ 「たまゆら」を見つけました。
保護猫カフェにはいくつかの種類があります。ここ、たまゆらは、NPO法人などの動物保護団体が保護した猫を受け入れ、里親さんへ譲渡するための場として運営している猫カフェです。
オーナー兼店長の今場奈々子さんにお話をうかがいました。


なぜ人形町でカフェをオープンしたのですか?


私は以前、日中はOLとして働き、夜間や休日に保護猫カフェで2年間ボランティアをしていました。ボランティアを続ける中で、「少しでも行き場のない猫ちゃんたちの受け入れ先が増えれば」という思いが強くなり、思い立って17年間のOL生活に幕を閉じ、自身でオーナーになる決心をしました。

物件を探し始め、1軒目で偶然にも1階が動物病院であるこの場所にたどり着きました。まさに運命の出会いです。
そして2017年、ついに人形町に保護猫カフェをオープンしました。


猫たちはどこからやってくるのですか?


おもに伊豆諸島の御蔵島(みくらじま)からやってきます。店内で過ごせるのは最大15匹で、現在は14匹が暮らしています。年齢は8カ月から推定10歳までと幅広く、1匹巣立ったらまた新しいメンバーが入ってくるという流れになっています。
カフェに来る前に、人に慣れる訓練や避妊・去勢手術を行います。手術等の諸経費はNPO法人が負担し、管理費や食費は私たちが負担します。その後、譲渡が決まった場合は、譲渡に関わる諸費用を里親さんにご負担いただいております。

2018年は20匹の譲渡が成立しました。今年に入ってからは12匹が新しい家族を見つけています。里親の方々は女性、サラリーマン、ご夫婦、子供がいるファミリーなどさまざまです。

とくにしつけなどはしていません。
NPO法人のスタッフの方々のお家で一緒に暮らしていく中で、徐々に人への警戒心をなくしていってもらう馴化訓練をしてもらっています。
最初から人懐っこい子もいますし、カフェで暮らしている今でも触られるのを嫌がる子もいます。
かかる日数も個体差がありますが、これは野生の猫でも食事をもらっていた野生の猫でも同じです。

実際に譲渡できる条件や譲渡までの流れを教えてください


譲渡にあたり、審査に必要な身分証明書のコピーやペットを飼える住宅であるのか、証明書は提出してもらっています。
過去に動物の飼育経験がなくても基本的にお譲りしていますが、ペットが飼えるマンションなのかどうかなど、住宅環境については細かく確認します。
一人暮らしということでお断りするケースはありませんが、何かあったときのために後見人は必ずつけてもらいます。以前は「ペットはNG」という賃貸住宅が多かったのですが、最近はペット共生型賃貸住宅なども増えてきているので、単身の方への譲渡も増えています。

何度かご来店いただき、猫ちゃんとその方の相性を見ることを一番大事にしています。その後面談を行い、まずは10日~2週間のトライアル期間に入ります。
トライアル前は迎え入れるための準備(脱走防止柵、玄関は二重扉など)の状況をあらかじめ写真で送ってもらい、きちんと準備されているかどうか私たちからもアドバイスします。
実際のお渡しは、スタッフが譲渡先のご自宅まで猫ちゃんを連れて行き、家の状況なども再度チェックします。
今までトライアルから譲渡へ至らなかったケースはありませんが、先に住んでいる猫ちゃんがいる場合、先輩猫に馴染めずにストレスなどで帰ってくる場合が稀にあります。

譲渡した後の交流はあるのですか?


譲渡した後はお店に顔を出してくれる機会は減りますが、SNSで交流は続いています。そんな中でも、お店に立ち寄ってくれる方もいるので、直接お話をして今の状況や悩みを共有しています。

どのような方がいらっしゃるのですか?


平日の18時以降、土曜、日曜日のお客様の来店が多いです。来店する方は、本当に猫が好きな方、癒されたい方、運営費を援助したいという気持ちで来てくれる方、あとは猫カフェめぐりをしている方など、さまざまです。



うちのカフェでは定期的に「ネコヨガ」を行っています。猫と同じ空間でヨガを楽しむという企画ですが、猫ちゃんたちに邪魔されずにヨガができてしまうと物足りないという人が多いですね(笑)
6月には保護猫写真展「かぞくになろうよ」を行い、お客様からも好評でした。他は、年に2回ほどスピリチュアルな催しを行ったり、手作り雑貨を店内で販売したりしています。
また、猫と住むことができる物件の紹介など、住宅相談会なども不定期に行っています。

里親になりたい方、そうでない方も気軽にお店に立ち寄っていただければ嬉しいです。
少しの時間でもこの子たちと触れ合うことで、この子たちも人慣れするだけでなく、スタッフや来てくれるお客様の心にゆとりが生まれ、毎日がより充実したものになると思います。

―-今場さんの猫たちに対する愛情の深さや、真摯な姿勢がこのお店を築き上げてきたのですね。ありがとうございました。

おしゃべりパーク
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2019年6月10日
ブラック さん

愛犬もいつかは死んでしまいます。その時の悲しみを少しでも和らげることができたらいいですね。

2019年3月18日
事務局 さん

りょうさん


ありがとうございます。
核家族化はますます進んでいます。自分たちの親たちに頼りたくても頼れない、でも仕事もしなれければ生活ができない…色々な葛藤を抱えながら新米パパママたちは想像以上に奮闘していいます。

たまには甘えたい時があると思います。
そんな時は今回のコラムを少し思い出して参考にしていただければ幸いです。

2018年10月22日
りょう さん

 子育てが大変な時代、本日掲載された「孫が産まれる前から培うジジババ力」は参考になりました。ありがとうございました。

2015年8月24日
小春 さん

人形焼きの板倉屋さん。

おいしいお店ですよね。

昔からファンです!

2014年5月20日
bovsan さん

僕は、アトム。今年16歳になるサバトラの猫。
鉄腕アトムに因んで賢明で強くなるようにという事らしい。
でも寄る年波には、勝てずここ1ヶ月体調を崩し、嫌々ながら通院中。
病院の先生方は、とても16歳には見えないね、毛艶も良いといつも褒めてくれる。
褒められるのは嬉しいけど先生のリップサービス、リップサービスと戒めている。
でも病院の待合室で患者のお母さんにも僕の顔が若いって驚かれた。
どうやら僕は本当に年相応に見えないようだ。特別にエステもやっていないし、それほど手を掛けてもらっているようには思えないんだけど・・・。
唯一思い当たるのは、お母さんと一緒にスターリミルクを15年食べ続けている事だけ。
お陰で殆ど大病もせず、若くいられたってことかニャン。
でもまだ通院中、頑張るニャン!

 
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