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人形町 お江戸小粋な人情ガイド
日本橋・人形町 桜さんぽ

更新日:2016年3月18日

関東もまもなく桜の花もほころびて、お花見シーズンに突入します。今回の「人形町お江戸小粋な人情ガイド」では、日本人が大好きな桜についてご一緒に考えていきたいと思います。そして、日本橋のお花見スポットを紹介しますので、ぜひ日本橋をご訪問ください。

ニッポン人はなぜ桜が好きなのか


お花見の起源は奈良時代。この頃すでに貴族たちが、お花見の宴をしていたそうです。ただし、奈良時代のお花見は、桜ではなく梅の花。奈良時代には、大陸からさまざまな文化が伝わってきますが、それらはまだ日本流には咀嚼されていませんでした。奈良時代に『万葉集』が編まれますが、この頃、和歌は傍流で、教養ある人々は漢詩をたしなんでいました。漢詩のほうがオフィシャルなものだったのです。

平安時代になると、日本語による歌(和歌)を詠む人が増え、『古今集』など天皇の命令でいくつもの和歌集がつくられるようになりました。徐々に日本独自の文化が成熟してきたんですね。日本文化の成熟と同じくして、人々の花の好みにも変化が生まれます。『古今集』の時代になると、「花といえば桜」という暗黙のルールができあがるのです。ですから、『古今集』以降の和歌で、ただ単に「花」という言葉があれば、それは基本的に「桜の花」と考えて読むようにします。

次の2首はどちらも『古今集』に収められた桜の花の歌です。

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ   紀友則
(現代語訳:穏やかな陽光が差すのどかな春の日に、雅な心もなく桜の花散っていくのだなあ……ああ、もう少し散らないでくれ!)

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし  在原業平
(現代語訳:世の中から桜が絶えてなかったならば、春の私の心はのどかだろうに……桜の花が散るのではないかと気になって落ち着かない!)

現代語訳の「……」以降は作者の心の声を想像したものですが、どちらも散りゆく桜を惜しむ気持ちが生みだした歌と思われます。満開に咲いたあでやかさだけではなく、潔く散ってゆく桜も好んでいたのですね。日本人は、そんな桜に精神性を感じていたのです。この「散り際の潔さ」は、武士の時代を経て、日本人の思想へ深く結びつきました。その結果、戦争の時代には、戦意高揚に利用されたりと桜は不幸な過去も抱えています。

さて、現代に生きる私たちは、散りゆく桜に哀憐を感じながらも、平和に愛でたいと思います。散りゆく桜花びらに死を連想するのではなく、翌年にはまた花を開かせる生命力を受けとめていきたいと思います。

日本橋おススメ桜のスポット


では、おススメする日本橋の桜スポットをご紹介いたします。
ご紹介する桜は、健脚自慢のスタッフ、ヨーコさんが、今回の企画のために、昨年の春、日本橋界隈を実際に歩いて感動した桜たちです。(写真提供:ヨーコ)


1.日本橋さくら通り
東京駅から茅場町に伸びる約1kmの通りの両側にソメイヨシノが約150本植えられています。道幅が狭いので、満開になると、桜のトンネルができあがります。桜の下はほんのり薄暗く、華やかな花の下にいながらも落ち着いた風情が感じられます。
この通りには、カフェやレストランがたくさんあるので、歩き疲れたらおいしいものを食べてのんびりすることもできます。手ぶらで楽しめる大人の花見スポットです。


2.浜町公園
都営新宿線浜町駅の真上にあるのが、浜町公園です。公園内の「サクラの樹林」コーナーには、ソメイヨシノを中心に約50本の桜が植えられています。
「サクラの樹林」コーナーから隅田川方向に足を伸ばすとキャンプ施設があり、ご家族やご友人とバーベキューを楽しむこともできます。ただし、キャンプ施設を利用するには事前予約をしなくてはならず、さらに利用条件は中央区在住もしくは中央区に在勤の方ということですので、条件に見合う方をお仲間に誘ってみてくださいね。
また、バーベキューをしなくても、このあたりにもおいしいお店がたくさんありますので、ご安心ください。


3.人形町通り
人形町のメインストリートにあたる人形町通りには約30本のソメイヨシノが植えられています。ここは人形町の中心地。老舗のお店や人気のお店が並んでいるので、ついついそちらに気がとられてしまいますが、桜の季節でしたら、目線を上にしてくださいね。

ほかにも、隅田川沿いの遊歩道「隅田川テラス」や浜離宮恩賜公園など中央区には桜の名所がたくさんあります。足を伸ばして楽しんでください。そんなときは、中央区のコミュニティバス「江戸バス」が便利です。1日乗車券を購入すれば、300円で、その日1日乗り放題です。

外国の方々には、桜の開花がニュースになる日本という国は奇異に映るそうですが、やはり桜の開花は春の重要関心事です。どうやら私たち日本人のDNAには、桜への思いが組み込まれてしまっているようです。どうぞ2016年の春も、すばらしい桜に出合えますように!

日本橋 桜の見どころマップ2016

おしゃべりパーク
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2019年6月10日
ブラック さん

愛犬もいつかは死んでしまいます。その時の悲しみを少しでも和らげることができたらいいですね。

2019年3月18日
事務局 さん

りょうさん


ありがとうございます。
核家族化はますます進んでいます。自分たちの親たちに頼りたくても頼れない、でも仕事もしなれければ生活ができない…色々な葛藤を抱えながら新米パパママたちは想像以上に奮闘していいます。

たまには甘えたい時があると思います。
そんな時は今回のコラムを少し思い出して参考にしていただければ幸いです。

2018年10月22日
りょう さん

 子育てが大変な時代、本日掲載された「孫が産まれる前から培うジジババ力」は参考になりました。ありがとうございました。

2015年8月24日
小春 さん

人形焼きの板倉屋さん。

おいしいお店ですよね。

昔からファンです!

2014年5月20日
bovsan さん

僕は、アトム。今年16歳になるサバトラの猫。
鉄腕アトムに因んで賢明で強くなるようにという事らしい。
でも寄る年波には、勝てずここ1ヶ月体調を崩し、嫌々ながら通院中。
病院の先生方は、とても16歳には見えないね、毛艶も良いといつも褒めてくれる。
褒められるのは嬉しいけど先生のリップサービス、リップサービスと戒めている。
でも病院の待合室で患者のお母さんにも僕の顔が若いって驚かれた。
どうやら僕は本当に年相応に見えないようだ。特別にエステもやっていないし、それほど手を掛けてもらっているようには思えないんだけど・・・。
唯一思い当たるのは、お母さんと一緒にスターリミルクを15年食べ続けている事だけ。
お陰で殆ど大病もせず、若くいられたってことかニャン。
でもまだ通院中、頑張るニャン!

 
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