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喘息やアレルギーの原因になる
カビの効果的な駆除方法とポイント

更新日:2021年5月14日


カビはキノコや酵母などと同じ真菌で、これまでに確認されているだけで8万種以上にのぼるといわれています。なかには発酵食品や医薬品になるカビもあるなど、私たちの生活に欠かせないものもありますが、一方で病気の原因になるカビも存在します。梅雨に入る前に知っておきたいカビの効果的な予防対策をご紹介します。

カビが好む環境とは?“敵”を知ることが予防対策に

日本には古くから清酒やみそ、しょうゆ、鰹節などをつくる際に、カビを利用してきました。一方でカビは食品を腐らせてしまったり、住居を汚したりする原因にもなります。たとえば、アスペルギルスというカビのなかには、しょうゆの種麹になるものもあれば、カビ毒と呼ばれる発がん性があるものまで、幅広く存在します。

カビは菌糸と胞子からなり、生育条件が整っていると、菌糸が枝分かれしていきます。温度は10~30℃、湿度70%以上の環境で、酸素と栄養があればどんどん増殖していきます。やがてカビの胞子が塊になり、洋服に付着したり、風で飛ばされたりして他の場所に移り、さらに増殖を始めます。

カビは食品だけでなく、衣食住にかかわるもの全般を栄養源にしてしまいます。そのため、取り除いたつもりでも、残っていた胞子があると再び増殖を始めます。

発がんリスクなどがある毒性を持つカビは300種以上

カビはアレルギーの原因のひとつになります。住居内にカビが生えている場合、その胞子を大量に吸い込んでしまう可能性があります。咳や痰、息切れなどの症状が出ることがあり、喘息を持っている人では再発や症状悪化のリスクがあります。

私たちの健康を害する恐れのあるカビ毒は、現在300種類以上あることがわかっています。カビ毒の多くは熱に強く、調理しても毒性が残ります。代表的なカビ毒のひとつに、アフラトキシンがあります。これはアスペルギルス属の「アスペルギルス・フラバス」というカビが作り出すもので、強い発がん性があることがわかっています。

カビを駆除した後に乾燥させるのがポイント

生活のあらゆる場で増殖するカビに対しては、先手の予防が重要です。食べ物にカビが生えている場合は捨てましょう。また、住居内では次のような手順でカビを駆除するのがポイントになります。

(1) 水拭きしてカビを取り除く
(2) よく乾燥させる
(3) 消毒する
(4) よく乾燥させる

カビが生えた場所は水拭きしたのち、よく乾燥させます。このとき、扇風機やドライヤーを使うと効果的です。消毒には、消毒用エタノールや塩化ベンザルコニウム液、次亜塩素酸ソーダ液などを使います。清掃時はマスクをして十分に換気することも忘れずに。

消毒した後は、再度扇風機やドライヤーで十分に乾燥させましょう。濡れたままにしておくとカビが再び生えてきます。

また、布団類はこまめに干しましょう。布団にまんべんなく風が当たるように干し、扇風機の風を当てるなどして風の通りをよくします。

雨の日の室内はエアコン等の除湿機能を、台所や浴室は換気扇を使って湿度の上昇を防ぐのもポイントです。家具を配置するときにも壁との間に風の通り道をつくり、換気効率を上げましょう。

健康を害するカビを防ぐポイントを抑え、これからやってくる梅雨を快適に過ごしましょう。


【参考】
文部科学省:カビ対策マニュアル
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/1211830_10493.htm
内閣府食品安全委員会:食品安全委員会e-マガジン総集編
https://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/sousyuhen.data/01.pdf
東京都福祉保健局:健康・快適居住環境の指針
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/kankyo_eisei/jukankyo/indoor/kenko/
index.files/web_zenbun1.pdf

内閣府防災・厚生労働省がん対策・健康増進課保健指導室・地域保健室:応急仮設住宅生活における真菌(カビ)及びダニ対策について(資料)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/270710.pdf

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2020年4月7日
りょう さん

手洗い等についてのわかりやすい情報をありがとうございました。参考にいたします。

2020年1月16日
かんすけ さん

寝る直前のスマホチェックがなかなかやめられないですが、今年はぐっすりと眠れるようにやめていきたいです。

2017年1月18日
りょう さん

「サプリの話 第5回便秘」のなかで、「便秘解消法あれこれ」は大変参考になりました。小生がもうひとつ試みているのは、トイレでロダンの「考える人」のポーズをとりながら、つま先立ちをすることです。腹に力が入り、具合がいいようです。

2016年12月29日
りょう さん

本サイトの「太る痩せるのメカニズム」を見ていて思ったのですが、痩せ形の私がどこも具合が悪くなく、食事も普通にとっているのに体重が減るというのは、筋力が衰えてきたせいでしょうか。やはり日常生活の中に、筋力を鍛える機会を意識的につくらなければならないのでしょう。現代生活の利便性がもたらした弊害なのでしょうね。

2016年3月8日
事務局 さん

りょうさん

ご投稿ありがとうございます。

これからどんどん高齢化が進みます。そして、高齢者も大昔のように隠遁生活を送ることもできません。

ここで紹介しました「ヒアリングヘルプ」は、生活していくうえで重要なコミュニケーションを支えてくれるものだと思います。

これからも、みなさんの生活を支えられる情報をお届けしたいと思っております。

事務局より

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