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全神経を集中させる静寂の戦い「ゴールボール」

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東京オリンピック・パラリンピック2020の競技を知ろう!②
全神経を集中させる静寂の戦い「ゴールボール」

2019年11月27日



まだまだ先だと思っていた東京オリンピック・パラリンピック2020も1年をきり、活気がでてきました。代表選手の決定のニュースなど日に日に耳にする機会が増えてきました。
今回はパラリンピックオリジナルの競技である「ゴールボール」を紹介します。

■ゴールボールとは?
視覚障がいのある選手がプレイするゴールボールは、バレーボールと同じ広さのコートを使い、1チーム3人で対戦します。鈴の入ったバスケットボール大のボール、重さ1.25kgをお互いに相手エリアへ投げ合って、ゴールをねらうチームスポーツです。
1試合は前後半12分ハーフで、延長戦(前・後半各3分)になった場合は「ゴールデンゴール方式」で行われます。

選手は全盲から弱視まで障がいの程度はさまざまです。そこで公平性を図るため、全員「アイシェード」と呼ばれる目隠しを装着し、全盲状態でプレイします。
攻撃側は、スピードボールやバウンドボールを用いてディフェンスしづらいコースをねらってきたり、できるだけ音を消してボールの出所が分からないように投球するなどの駆け引きがあります。
守備側は、3人で協力し、全身でゴール(幅9m×高さ1.3m)を守ります。ボールの中の鈴の音や相手選手の足音やボールがバウントした位置により、ボールが転がってくるコースを瞬時に察知し、身体を横たえて守備の壁をつくってボールを止めます。



■注目ポイント!
ゴールボールは、ボールの中の鈴の音を聞き逃さないことが勝負を左右します。したがって、試合中は静寂そのもの。審判が「Quiet Please(静かにしてください)」とアナウンスしたら、選手に声援を送りたい気持ちはおさえ、静かに応援をしましょう。携帯電話やスマートフォンをマナーモードに設定するのもお忘れなく!

両チームとも一歩も譲らない攻防が続き、得点もなかなか入らず、もどかしい時間が少なくないのがゴールボールの試合です。選手自身で相手を見て、いまの状況を打開することが難しいうえに、プレイ中にコートの外から声をかけることも禁止されているからです。
その中でも、「得点率の高い局面」があります。コーチが直接選手に作戦を伝えることができるタイムアウトや、選手交代の直後は試合が動きやすくなります。ゲーム再開後のプレイは要チェックです!

■どの国が強いの?
もともとは男女とも欧米諸国が強かった競技ですが、時を経て、その顔触れに変化が見られます。前回のリオデジャネイロ2016大会では男子がリトアニア、アメリカ、ブラジル、女子はトルコ、中国、アメリカと南米、アジアの各国も着実に力をつけてきています。
東京2020大会でどの国が表彰台に上がるのか、目が離せません!

■【番外編】知られざる競技のヒミツQ&A
Q ゴールボールでは、視覚障がいの程度によって有利・不利が生じないよう、選手はみな、アイシェードをしていますが、「アイシェード」と呼ばれる反則もあります。それはどんな反則でしょうか?

A 試合中に審判の許可を得ることなく、選手がアイシェードに触れること(アイシェードをずらす不正行為)。
万が一、競技中にアイシェードがずれたりした場合は選手が手を上げるなど先に審判に申し出て許可を得なければなりません。違反をすると、「ペナルティ」となります。


いかかでしたか? 観戦計画を立てる時の参考に、また観戦前の予習に、ぜひ役立ててみてください。

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2018年4月20日
りょう さん

 写真家ヨシダナギさんについてのコラム、大変興味深く読ませていただきました。被写体を単に外側から撮るのではなく、自らも被写体と一体となって内側から撮る写真には、たぶん実相が映されているでしょう。是非、写真展を観にいこうと思います。ありがとうございました。

2016年6月29日
りょう さん

アドラー心理学が注目されているようですね。「嫌われる勇気」という言い回しが現代受けするからでしょう。その根底には、目的論があり、西洋は依然としてこの2項対立構造から脱していない。親鸞の「悪人正機説」を2項対立的に受け止めてはいけないように、「利己的な私は嫌われても仕方がない」という自覚が根底にないと、厚顔無恥な人間ばかりを生み出すように思われる。

2016年3月8日
事務局 さん

小春さん

こんにちは。

紹介した本にご興味をもっていただいてありがとうございます。

親子の間では、照れくさくて優しい言葉をかけにくいものですが、大きな病気をした人の気持ちを思いはかり、寄り添うことは大切なことですね。

また、本を読んだら、感想をお寄せください。


事務局

2016年3月8日
小春 さん

『親ががんになったときに読む本』もう少し早くに出版してほしかったです。

母ががんになったとき、医師とのパイプ役はがんばって務めたつもりですが、がんになった親の気持ちにまでは寄り添えなかったかもしれません。

反省を込めて、読んでみようと思います。

2014年3月4日
小春 さん

『イラクサ』というタイトルから、ひと癖もふた癖もありそうな小説ですね。

読んでみようと思います。

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