ホーム > いろどりライフスタイル > カルチャー > ヨシダナギ×NAKED Sing‐Sing

いろどりライフスタイル

カルチャー

ヨシダナギ×NAKED
Sing-Sing

2018年4月20日

アフリカ人になりたかった


ヨシダナギという名前を聞いたことがあるでしょうか。
TBS系のバラエティー番組「クレイジージャーニー」にたびたび登場しているので、ご存じの方もいらっしゃることと思います。
ヨシダナギさんは、30代前半の女性写真家で、とてもファッショナブルな作品を発表しています。
といっても、彼女の仕事場はパリコレにもファッション誌にもありません。
彼女の被写体は、アフリカや南米など辺境の地に暮らす少数民族。

幼いころからアフリカの人々へ憧れを抱いていたそうで、「アフリカ人になりたかった」と語っています。大人になれば彼らのような姿になれると信じていたそうですが、成長してもアフリカ人にはなれないことを知ったナギ少女は独学で写真を学び、憧れの人々を撮影する旅に出ました。

アフリカ人になってみた


ヨシダナギさんの被写体である少数民族は、外部との交渉があまりない場合が多いため、折衝が難しいといわれています。さらに、プライドが高く警戒心も強い傾向にあります。だから、彼らの心を開くのは、たやすいことではありません。
そこで、ヨシダナギさんは、服を脱ぎ現地の人と同じものを身につけました。ときには全身に赤土を塗ったこともあるそうです。さらに、現地の人と同じものを食べることにしました。前述の「クレイジージャーニー」のなかでもそんな彼女の姿が紹介されています。
現地の人と車座になって、同じような格好をして、虫やコウモリをおいしそうに食べています。そんな彼女を受け入れてくれた結果、生まれたのがヨシダナギの作品なのです。

祭りの日でもないのに、伝統的な祭りの衣装をまとってもらい、ポーズをとってもらいます。そこには、ヨシダナギという写真家と被写体の間に信頼関係が生まれたことがわかります。さらに、初めてモデルとなった少数民族の人たちのなかにも、モデルとしてのプロ意識が芽生えてきたように思われます。ヨシダナギの作品は、辺境の地で暮らす人々のリアルな日常生活というよりも、この地の人々が築いた文化が映し出されています。

*  *  *


そんなヨシダナギさんの写真を見たい方は、現在、東京渋谷で写真展が開催中です。以下の開催日程をご覧ください。
また、展覧会には行けないという方は、写真集も出ていますので。どうぞお手にとってください。

【ヨシダナギ写真集】
『SURI COLLECTION』(4,400円税抜/いろは出版)
『HEROES ヨシダナギBEST作品集』(12,000円税抜/ライツ社)
※2018年4月25日発売予定

Sing-Sing ヨシダナギ写真展

◆会  期:4月19日(木)~5月13日(日)
◆会  場:西武渋谷店A館7階(特設会場)
◆入 場 料:一般 500円 高校生以下 無料
◆開館時間:10:00~21:00(月~土) 10:00~20:00(日・祝)
◆休館日:期間中無休
※詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/kakutensublist/?article_seq=264998



おしゃべりパーク
クチコミを投稿する
写真1
写真2
写真3

※写真は幅205pxにリサイズして表示されます。

2018年4月20日
りょう さん

 写真家ヨシダナギさんについてのコラム、大変興味深く読ませていただきました。被写体を単に外側から撮るのではなく、自らも被写体と一体となって内側から撮る写真には、たぶん実相が映されているでしょう。是非、写真展を観にいこうと思います。ありがとうございました。

2016年6月29日
りょう さん

アドラー心理学が注目されているようですね。「嫌われる勇気」という言い回しが現代受けするからでしょう。その根底には、目的論があり、西洋は依然としてこの2項対立構造から脱していない。親鸞の「悪人正機説」を2項対立的に受け止めてはいけないように、「利己的な私は嫌われても仕方がない」という自覚が根底にないと、厚顔無恥な人間ばかりを生み出すように思われる。

2016年3月8日
事務局 さん

小春さん

こんにちは。

紹介した本にご興味をもっていただいてありがとうございます。

親子の間では、照れくさくて優しい言葉をかけにくいものですが、大きな病気をした人の気持ちを思いはかり、寄り添うことは大切なことですね。

また、本を読んだら、感想をお寄せください。


事務局

2016年3月8日
小春 さん

『親ががんになったときに読む本』もう少し早くに出版してほしかったです。

母ががんになったとき、医師とのパイプ役はがんばって務めたつもりですが、がんになった親の気持ちにまでは寄り添えなかったかもしれません。

反省を込めて、読んでみようと思います。

2014年3月4日
小春 さん

『イラクサ』というタイトルから、ひと癖もふた癖もありそうな小説ですね。

読んでみようと思います。

Copyright © 2018 Health Scramble All Rights Reserved.