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子宮筋腫

子宮筋腫 治療したほうがいいの?

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子宮筋腫は子宮にできるコブのようなものです。
このコブのようなものは良性の腫瘍なので、治療をしなくても命を脅かすことはまずありません。
実際に、子宮筋腫であることに気づかないまま生活している方も多くいらっしゃるといわれています。
でも、子宮筋腫が原因で、経血量が多かったり貧血などの症状があったりして、「つらいなぁ」と感じたら、治療を考えるタイミングです。
最初にお話ししたように、子宮筋腫は命にかかわる病気ではありません。ですから、子宮筋腫についての情報を収集する時間は十分あります。
まずは、子宮筋腫とはどのような病気なのかをご一緒に考えていきましょう。

子宮筋腫の症状

まず、子宮筋腫の症状についてご紹介します。
代表的な症状に過多月経(経血量が異常に多いもの)があります。しかし、どのくらいの経血量だったら異常に多いのか? 人と比べることではないのでわかりませんよね。
そこで、海外のデータですが、標準的な経血量の目安を挙げておきますので、参考にしてください。

・生理用品は3時間以上交換しなくても大丈夫。
・経血の中に血のかたまりがあっても、だいたい3センチ以下。
・夜中に生理用品を交換する必要がない。
・月経期間は8日間以内。
・血液検査の結果、貧血ではない。


これらに当てはまるようでしたら心配はないと思われますが、1つでも気になる項目があったら、念のため婦人科を受診しましょう。
過多月経は子宮筋腫特有の症状ではありません。ほかの病気が潜んでいることもあるので、原因をしっかりと調べておくと安心です。

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過多月経が原因で起こる貧血にも注意が必要です。
そのほか、頻尿や尿失禁、下腹部に感じる硬いしこりも子宮筋腫の症状として考えられます。


子宮筋腫と妊娠

子宮筋腫のできた場所や大きさによっては、不妊の原因になることがあります。妊娠を希望している場合は、子宮筋腫によるつらい症状がなくても、一度医師に相談するとよいでしょう。
妊娠・出産を希望する方への治療は、基本的には子宮を残して筋腫だけを手術で取り除くことになります。

子宮筋腫の治療

子宮筋腫の治療で、完治が望めるのは手術で子宮ごと筋腫を取ってしまうことです。再発の心配がなくなります。
しかし、子宮を摘出することに抵抗がある場合は、筋腫だけを取り除くことも可能です。ただし、筋腫の大きさや数によってはこのような手術が難しい場合があります。

また、手術以外の治療に、子宮動脈塞栓術(UAE)というものがあります。あまり耳慣れない治療かもしれませんが、これは子宮筋腫に栄養を送っている経路である子宮動脈を塞ぐことで、筋腫への栄養を断ち、筋腫の縮小を図るというものです。

また、閉経が間近という場合は、つらい症状を薬などで軽減しながら様子をみることも検討されます。

子宮筋腫の治療は、患者さんの希望と医師の医学的見地と照らし合わせて決めていきます。最終的に希望の治療が受けられないこともありますが、子宮を残したいのか、治療・療養に十分な時間がとれるのかなど考えておくとよいでしょう。

子宮筋腫についてもっと詳しく知りたい方は……
子宮筋腫note

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