毎日のことだけに、快適な「お通じ」は暮らしの基本。でも、加齢とともに便秘する人の割合が増えてくることをご存じでしょうか。 平成10年の厚生省(現厚生労働省)調査によれば、30代から40代の人に比べ、50代から60代では倍以上の人が便秘症状を訴えています。考えられる大きな原因は、新陳代謝の衰え。加齢とともに消化器官の働きがにぶり、腸の動きが弱まってくるからです。これに加え、体に含まれる水分量の減少も関連していると思われます。便に含まれる水分が減ることは、直接便秘につながってくるからです。
そこで、便秘に効果があるとされる漢方薬について。漢方薬には体を温める作用で腸管の働きを促すものが多数知られていますが、中でも中高年の方々におすすめできるのが大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)。腸を温め、便に水分を与える効果のほか、食物の消化吸収を助ける作用もあるので、中高年には理想的な漢方だといえるでしょう。
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